皆さん、こんばんは 門前です
今日、8月20日です
まだ記憶に新しいですが、ちょうど1年前、広島の土砂災害で75人の方が亡くなり、大勢の方が被害を受けました
広島市によると被災した方は4357世帯、1万638人らしいです
1年が経ちましたが、たくさんの問題がまだまだ解決していません
僕が最も注目している点が、生活再建の中での大きな問題の一つの精神的ストレスです
ある記事で読みましたが、「災害後に困っていること」を聞いたところ、「健康状態」が最も多かったそうです
続いて「住まい」が、「金銭」の順に続いていきます
その精神面での症状で1番多かったのが「眠れなくなった」ことでした
その他には「疲れやすくなった」、「憂鬱で気分が沈みがち」、「イライラする」、「孤独を感じる」など、様々なストレスを抱えています
国と広島県は少しでも安心して住めるように今年度中に緊急に被災地の47か所で砂防ダムや治山ダムを完成させる計画があります
ですが、このうち6か所は用地取得の交渉などのため、未だに着工していません
僕も最近、様子を見に行きましたが、被災地では今も土のうやシートで応急処置をしただけの斜面や住宅も多かったです
アンケートでは「再び土砂災害が起きないか恐怖心がある」とか「砂防ダムが出来ていない」などと安全面での不安を訴える声が多いそうです
被災地はまちの復興と被災者の生活再建という課題を抱えたまま災害の発生から1年を迎えました
改めて、1日も早いまちの復興を切に願います
そして、広島土砂災害で被害に遭われました皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方のご冥福をお祈り申し上げます